戦争の英雄はラノベ系学園ハーレムみたいな青春を謳歌したい(仮)第二話

英雄はラブコメ青春送りたい(仮)

前話は下記のページからになります。
https://www.osumouwrites-stories.site/hero-romcom-1/

前回のあらすじ

前回はヒロインのアーシェ・バナルガンが登場しました。
彼女は、主人公ウェッジが学園ラブコメのような青春を送るための重要なキャラクターの一人です。

物語の舞台は引き続きバラムガーデンとなります。
拙い文章ですが、楽しんでいただければ幸いです。

教室の中、一人で座るアーシェ

 教室に入ると、去年と同じ顔ぶれのクラスメイトたちが目に入る。この教室にいる全員が、シードを目指す候補生。ここは、バラムガーデンのシードクラスD。シードとしてのスキルと能力の総合評価が低い者たちが集められたクラスだ。

 誰もが誰かを品定めしている。ライバルとして相応しい相手か、蹴落とせる相手か。自分より上か下か、そんなことばかりを気にしている。成績が張り出された今、クラスメイトたちは表向きは平静を装いながらも、心の中では密かに比較し、優越や劣等の感情を抱えていた。

 ため息をつく者もいれば、低い声で他のライバルの陰口を言い合う者もいる。

 シード候補生として、低い評価を受けているというその現実が、彼らの間に見えない軋轢を生んでいた。

 そんな中で、アーシェはさらに異質な存在だった。

 彼女が教室に足を踏み入れた瞬間、いくつもの視線が突き刺さる。陰湿な興味と、露骨な苛立ちが入り混じった目。

(……相変わらず、嫌な奴ら)

 アーシェは嘆息一つつき、何も言わずに視線を前へ向け、静かに歩を進める。

 彼女が受けた評価は、A(-) 。Dクラスの中では最も高い成績だった。それが、クラスメイトたちの視線に嫌悪と苛立ちを混ぜ込む要因となっていた。

 彼女の成績は努力の結果だが、このクラスにいる限り、”場違いな存在” として扱われることは変わらない。

(結局、どれだけ頑張っても、私は”ここ”にいる限り、決して認められることはない)

 アーシェは窓際の席に静かに腰を下ろした。そこは彼女にとって、教室で唯一落ち着ける場所だった。教室の最上段、片隅のその席は、他の生徒たちから遠く離れた位置にあり、嫌な視線を感じることも少ない。さらに、教卓を見下ろせるため、授業に集中しやすいという利点もあった。

 ため息を漏らしながら背もたれに体を預ける。教室に入ってから、この席に辿り着くまでの短い間に、執拗に追いかけてくる陰湿な視線が彼女の神経をすり減らしていた。

 教室内はすでにクラスメイトたちの笑い声や話し声で賑やかだった。窓から差し込む柔らかな光が教室全体を明るく照らしているが、その明るさとは裏腹に、アーシェの周囲だけには冷たく重い空気が漂っていた。

「……ねぇ、見た? アーシェの成績結果」

 教室の隅から、ひそひそとした声が漏れ聞こえる。ひとりの女子生徒が、アーシェをニヤニヤと見ながら周囲の生徒たちに話しかけている。その声は抑えられているものの、内容はあまりにも明瞭だった。

「見た見た。A(-)だってさ。何それ、微妙すぎて逆にウケるよね」

「ほんと。中途半端に優秀ぶるやつって、めんどくさいよな」

 男子生徒の大きな声が、教室中に響き渡る。

「平民のくせにシードを目指そうとかさ。身の程知らずだよね」

「見ろよ、あのすました顔」

「自分がどれだけ周りから浮いてるか、気づいてないんだろうね」

 クスクスという笑いが広がり、言葉の刃が次々とアーシェの背中を刺していく。しかし彼女は、その全てを遠ざけるかのように、窓の外をじっと見つめていた。

(バカみたい)

 心の中で吐き捨てるように呟きながら、アーシェは眉をわずかにひそめた。そして、教室内のざわめきを遮断するように窓の外へ視線を向ける。

 眼下にはバラムガーデンの広大な訓練場が広がっていた。その一角で、一人の女生徒が剣を構えているのが目に入る。金色の輝く髪を風に靡かせて立ち尽くす彼女の周囲には、同じように剣を構えた生徒たちが並び囲んでいた。その模擬戦闘の光景はアーシェにとって見慣れたものだったが、彼女の目は自然とその女生徒に引き寄せられた。

 剣を構えた女生徒の動きは正確無比だった。その美しさは見る者を圧倒するほどで、挑む生徒たちが次々と地面に崩れ落ちていく。

(綺麗……)

 アーシェの目を引いたその女生徒は、彼女が憧れる先輩だった。周囲の誰をも寄せつけない圧倒的な才能と実力を持つその姿は、アーシェにとって目標そのものだった。

 眩いほどの存在感。訓練場で舞うように剣を振るうその姿を見ていると、自分もああなりたいという熱い思いが胸の奥から湧き上がる。周囲の嘲笑とした視線や嫌味が遠く霞むほど、その光景はアーシェの心を奪った。

「おい、アーシェ!」

 突然、前の席に座っていた男子生徒が振り向きざまに声を掛けてきた。その軽薄な声音には、明らかな侮蔑が混じっている。アーシェはわざと顔も向けず、不愛想に返事をした。

「何?」

 その冷めた声に、男子生徒は薄ら笑いを浮かべたまま続けた。

「お前の成績見たけどさ、A(-)だなんて残念だったな。あれだけ頑張ってたのに」

 その露骨な嘲笑を含んだ言葉に、アーシェはため息をつき、冷たい視線をその男子生徒に向けた。

「そうね。それで、アンタはどうだったの?」

 一拍置いて、彼女はさらりと言い放った。

「っていうか、アンタは……誰だっけ?」

 その一言は、無関心と軽蔑を込めた明確な拒絶だった。男子生徒の顔が赤く染まり、苛立ちを露わにする。

「お前、あんまり調子に乗るなよ!」

 立ち上がった男子生徒が荒げた声を出した瞬間、教室の扉が重々しく開いた。その音に、教室内のざわめきがぴたりと止む。

担任のキスティスが登場

「騒がしいわね」

 入ってきたのは、このDクラスの担任であるキスティス・トラインだった。鋭い眼光で、声を荒げていた男子生徒をじっと睨みつける。真鍮のブロンドをすっきりとまとめた凛とした佇まいが目を引き、南国の海を思わせるアクアマリンの瞳が印象的な美しい女性だ。

 端正な顔立ちと冷徹な眼差し。その存在感は圧倒的で、教室内に漂っていた浮ついた空気を、一瞬で張り詰めた緊張感へと変えてしまう。

 身体にぴたりと沿うスーツに包まれたグラマラスな肢体は、かっちりとした装いにもかかわらず、どこか妖艶な色香を漂わせていた。思わず視線を彷徨わせた男子生徒もいたが、それは束の間のことだった。次の瞬間、キスティスの冷厳な眼差しが彼らを貫く。背筋を凍りつかせるような威圧感が、心の奥底に潜んでいた邪な感情を一瞬にして打ち砕いた。

「ゼル、何を大声で騒いでいるの?」

 その冷然とした視線を向けられ、ゼルはたじろぎながら答えた。

「す、すみませんでした」

 彼がしぶしぶと席につく様子を見届けると、キスティスは教室全体を見渡した。その眼差しは生徒たちを一瞥で黙らせる冷厳さを湛えていた。

「皆さん、それぞれ自分の成績結果は確認していますね」

 静まり返った教室の中、キスティスの凛然とした声が響き渡る。

「結果に一喜一憂するのは結構ですが、それだけでは何も変わりません。自分の弱点を理解し、それを克服する努力を怠らないこと」

 その鋭い言葉が、教室内に漂う浮ついた空気を一瞬で引き締めた。生徒たちは自然と背筋を伸ばし、全員の視線がキスティスに集中する。

 少し間を置いて、キスティスは厳しい眼差しで教室を見渡しながら続けた。

「それでは、授業を始める前に皆に紹介したい人がいます」

ウェッジ登場

 彼女の視線が教室の扉へ向けられる。次の瞬間、重厚な足音と共に、一人の男が教室に入ってきた。

 鋭い目つきに、整った精悍な顔立ち。その佇まいは堂々としており、軍服に包まれた姿はどこか彫像のような冷たさと美しさを感じさせた。

 細身ながら、軍服の下には鍛え上げられた筋肉の輪郭がかすかに浮かんでいる。それは飾り物のような美しさではなく、実戦を潜り抜けてきた者だけが持つ、機能美に満ちた肉体だった。

 その鋭い目つきと、無駄のない佇まいには、生きるか死ぬかの瀬戸際を幾度となく越えてきた者だけが漂わせる、戦場の空気を纏っているかのような独特の重みが男から感じられてくる。生徒たちは自然と彼に目を向け、誰一人として視線を外すことができない。興味と警戒、畏怖と好奇心――様々な感情が入り混じった視線が、一斉に彼に注がれていた。

 男が教壇に立つと、一部の女子生徒たちからひそひそ声が聞こえた。

「ねぇ、あの人、結構かっこよくない?」

「でも、ちょっと年いってそうじゃない?」

「お前、あんなオッサンが趣味なのかよ」

「うるさいわね!」

「そこ、私語は慎みなさい!」

 キスティスの鋭い叱責が教室に響き、生徒たちは思わず息を飲んだ。彼女の視線が凍えるような冷たさを帯びて教室を巡ると、ささやき声は一瞬で消えた。

「皆さん、今日からこのバラムガーデンに新しい指導官として赴任された、ウェッジ少尉です」

 キスティスの声には威厳があり、その場の空気をさらに引き締めるようだった。

「彼は対人戦闘のスペシャリストです。戦争が終結した今も、まだ平穏とは程遠い状況にあります。ガストラ帝国の各地では戦災の傷跡が癒えず、復興は道半ばです」

 教室内には静かな緊張感が漂い始めた。生徒たちはキスティスの言葉に耳を傾けている。

「バラムガーデンを卒業した多くの者が、戦災復興の現場で活動しています。そこではモンスターだけでなく、人間相手に対処しなければならない状況も数多く存在します。特にこの教室にいるシード候補生の皆にとっては、そうした場面に対応するスキルを磨くことは不可欠です」

 キスティスは一息つき、ウェッジに視線を向けた。

「そこで、対人戦闘の経験がない生徒の皆さんのために、軍から派遣された対人戦闘の指導官が、このウェッジ少尉というわけです。皆さん、この機会を無駄にせず、彼から多くを学ぶよう心がけなさい」

 キスティスの言葉が静かに響き渡ると、生徒達の好奇心に満ちた視線が一斉にウェッジへと向けられた。

「それでは、ウェッジ少尉、生徒たちに自己紹介をお願いします」

 ウェッジは静かに一歩前へ進み出た。その動きには無駄がなく、生徒たちの視線が自然と集中する。彼の目は鋭く、その視線が教室全体を一瞬でスキャンするように動いた。

 アーシェはそんな彼の姿をじっと見つめていた。その鋭い目つき、精悍な顔立ち、まるで戦場の緊張感をそのまま持ち込んだような立ち姿を見つめている内に、アーシェの胸の奥で記憶の断片がざわめき始める。

 戦火に包まれるコーリンゲンの街。燃え盛る建物と、耳をつんざく悲鳴。そして、両親の最期の姿。絶望の中、どこからともなく現れたヒーローの影。

 青白く発光する白煙に包まれたその姿は、彼女の記憶の中で揺らめき、ウェッジの立ち姿と重なった。

(この人……? でも……この人とあの人は違うはず。でも、これは何?)

 アーシェの心には答えの出ないモヤがかかり、そのざわつきに眉をひそめた。青白い白煙の残り香が頭の奥で揺らめく。その曖昧な感覚が、現実と記憶の境界を曇らせて思考を絡め取るかのようだ。

 そんなアーシェの視線を余所に、ウェッジは口を開いた。

「あぁ、ウェッジ……ウェッジ……」

 静まり返った教室に響いたのは、予想に反して覇気のない声だった。どこか力が抜けた様子で、ウェッジは自分の名前を繰り返している。その瞬間、歴戦の勇士然としたメッキが剥がれ落ちたかのようだった。

「なんだっけかな。パドックじゃなくて、バリスタじゃなくて、バで始まるのは確かなんだよな」

 生徒たちは、期待に満ちた眼差しから次第に呆れたような表情へと変わっていく。ウェッジは教壇の前で落ち着きなく右に行ったり左に行ったりしながら、なおも名前を思い出そうとしていた。

「バ、バ、バステッドじゃないよな」

 その滑稽な姿は、鋼鉄のような雰囲気を漂わせていた先ほどの彼とはまるで別人のようだった。ついには、「ポン」と掌に握りこぶしを打ち付けて思い出したような仕草を見せた。

「そうだ、バリックだ。ウェッジ・バリックだったけな」

 彼は気を取り直すように背筋を伸ばし、淡々と教室を見渡す。

「あぁ、ウェッジ・バリックだ。よろしく」

 その挨拶は通る声ではあったが、どこか覇気に欠ける調子だった。生徒たちの間から失笑が漏れる中、教室内の空気がふっと和らぐ。

 キスティスは驚きを隠せないまま軽く咳払いをし、再び教室の空気を引き締めるように口を開いた。

「あぁ、ウェッジ・バリックだ。よろしく」

 ウェッジは軽い調子で自己紹介を終えた。その挨拶は、軍人らしい通る声だったが、どこか間の抜けた覇気のない調子が含まれていた。教室内には一瞬の静寂が流れ、その後、ぽつぽつと失笑が漏れる。

 キスティスは、まるで計算外の出来事に直面したかのように一瞬目を丸くし、それから静かに咳払いをした。

「ウェ、ウェッジ少尉の他にも、二人の指導官が軍から派遣されています。少尉には、主に各学年の下位クラスを担当していただく予定です」

彼女の声には、微かに困惑が混じっていたものの、教室内に漂っていた緩んだ空気を切り裂くには十分な力があった。そして、キスティスが視線を生徒たちに向けると、その冷たい眼差しは鋭い刃のように教室を貫いた。

「皆さん、自分の立場を弁えてウェッジ少尉から指導を受けるように」

 その瞬間、弛緩していた生徒たちの表情が、一気に緊張にこわばる。張り詰めた沈黙が教室を支配した。

突然の告白イベント

「アーシェ・バナルガン。」

 突如名指しされたアーシェは、心臓が飛び跳ねたように席から立ちあがった。

「は、はい!」

 教壇の上から彼女を見下ろすキスティスの鋭い視線と、彼女を指名した意図の分からないその態度に、アーシェの心はさらに緊張に包まれた。

「前へ降りてきなさい。」

 言葉には逆らうことを許さない冷たさと強さが感じられた。質問を挟む余地など一切感じられない。アーシェは混乱を抱えたまま、足早に教壇の前へと向かった。その間、キスティスは再びウェッジへと顔を向けた。

「ウェッジ少尉、彼女はDクラスで最も優秀な生徒であり、このクラスのリーダーでもあります。ですので、Dクラスの授業の際に何かあれば、彼女に相談するといいでしょう」

 教壇の前に立ったアーシェに向き直ると、キスティスは冷静に言葉を続けた。

「アーシェ・バナルガン、少尉に自己紹介を」

「は、はい」

 アーシェは声を震わせながら返事をし、目の前に立つ軍人を見上げた。黒髪に黒い瞳を持つ男が、無表情のままじっと自分を見つめ返している。その視線には、こちらを射抜くような真剣さが宿っていた。

(帝国人にしては、肌の色が濃いような)

 ふと、そんなことが頭をよぎる。日焼けではない、もっと根本的な肌の色合いの濃さ。移民の血が混じっているのだろうかと、そんな疑念が浮かび、アーシェはしげしげと彼の顔を見つめてしまった。

しかし、彼の目を見た瞬間、アーシェの全身に緊張が走った。

(なに、この瞳……黒の奥底に変な光が……輝いて見える)

 漆黒の瞳の奥に、淡く青白い光が揺れているように見えた。その光景が、彼女の中にある遠い記憶を揺さぶり、音を立てて記憶の奥底を逆流させていく。

――月の日も届かないほど暗い夜の道で、青白く輝く光を見たら決して近付いてはならない。それは魂を暗闇の奥底へ連れ去る幽鬼の灯火、「ウィルオウィプス」の輝きなのだから――

(なんで、どうして、今こんなことを思い出したの?)

 幼い頃、母や父が語った怖い話が、まるで幻のように頭をよぎる。現実と記憶の境界線が曖昧になり、意識が不安定に揺れ動いた。

 そして、次々と不鮮明な映像が彼女の中にフラッシュバックする。

 街の前に現れた敵の兵士たち。

 耳をつんざくような砲声と、激しい爆風の熱。

 両親を失ったあの日の絶望。

 街を覆う青白い発光の白煙。

――そして、ただひとり立っていた男の影――。

(なに……? この記憶……一体、何を思い出そうとしているの?)

 まるで、静かな泉に無数の石が次々と投げ込まれるかのように、記憶の断片が次々と浮かび上がっては波紋の中に飲み込まれていく。それなのに何を思い出そうとしているのかさえ分からない。

 掴みかけた記憶は、霞のように消え、手の中には何も残らない。曖昧な残像だけが意識の中を漂い続ける。

 その感覚は、まるで魂が肉体から引き離され、遠くへ運ばれていくようだった。現実が薄れていき、記憶と幻が重なり合って、アーシェの中で境界線が完全に溶けていく

 呆然と立ち尽くす彼女に、目の前の軍人――ウェッジが一歩近付いてきた。その動きに、アーシェは無意識にわずかに身を引く。

 そして。

「ほ、惚れた!」

 唐突に放たれた大声に、教室の空気が一瞬凍りついた。

「アーシェ! 俺は今、初めて恋をした! お前を見た瞬間に好きになったんだ!だから、この俺と付き合ってくれ!」

 一瞬の沈黙の後、激しい混沌が教室全体を騒めかせた。そんな中、さらなるウェッジの言葉が教室全体に響き渡った。

「俺と学園ラブコメみたいな青春を送ろう!」

(……は? な、何? い、意味がわかんないんだけど……)

 アーシェの視界がぐらりと揺れた。ウェッジの言葉が自分に向けられたものだと理解するまでに数秒かかったが、理解した瞬間、その内容の無茶苦茶さが頭の中で何度も反響する。

(……学園ラブコメ?一体、こいつは何を言ってるの?もう、何が何だか……悪い夢なら早く覚めて……)

 強烈な混乱が脳を支配し、現実と記憶の断片がさらに入り乱れる。

 足元から崩れ落ちるような感覚とともに、頭が揺れ、世界が歪み始めた。その不安定な感覚が、次第に現実そのものを塗りつぶしていく。

 次にアーシェが目を覚ましたのは、保健室のベッドの上だった。

あとがき

タイトル通り、この物語は戦争の英雄が学園ラブコメみたいな主人公を青春を送ることを目指す物語です。

ですが、いろいろと設定を細かく足していったら、そんな感じの物語にはなりそうにないですね。

まだ、後々、細かい設定は物語中で語っていこうかと思います。

次回も読んでくれると幸いでございます。

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